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油絵画家、永月水人のArt Life 

作品の中の光の射してくる側と実際の陽射し。

作品の中の光の射してくる側と実際の陽射し。_b0089338_2444143.jpg
『優しい窓辺』 油彩FSM号(22.7cm×15.8cm)  
制作時間 : 約3日間 計約6時間


作品の中の光の射してくる側と実際の陽射し。_b0089338_251212.jpg


~今日の一言コツ~

光が射してくる方向


光と影は作品をよりよく見せる効果があります。

この作品は向かって右側から光が射しています。
したがって、飾る場所は部屋の東側の壁になります。
光が射してくる方が南になるわけです。
画面と実際が一致させると効果が増します。
作品の中の光の射してくる側と実際の陽射し。_b0089338_3234397.jpg

部屋の西側に飾ると、画面の暗い側から実際の光が射してしまい
画面の光の射す方向が逆になってしまいます。
作品の光の効果は失われます。

もし自分の部屋の西側の壁に絵や写真を飾りたいと思ったら
向かって左側から光が射している作品を選んでください。
部屋の雰囲気の明るさが倍増します。

この効果は、日本画・水墨画に特に使われています。

お持ちの掛け軸などもご覧ください。
一般的に、空間がたっぷりとってあるほうが光が射してくる方向です。

その光が射してくる方向に窓があるようにしてくださると
一段と素晴らしく見えます。 

作品の中の光の射してくる側と実際の陽射し。_b0089338_2584071.jpg



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by legracieuxtemps | 2007-01-17 03:24 | 花の絵 | Comments(6)
Commented by the-fuji at 2007-01-17 07:51
今日の一言コツ写真を撮るものにモ、大変参考になります。ポチ
Commented by 桜子 at 2007-01-17 21:13 x
こんばんわ^^
水人さんのところへお邪魔すると、春をいち早く感じられるから、
嬉しくなっちゃいます(^^)
毎回キレイなお花がいっぱいだし、いちごさんも可愛い。。。
ところで、、、絵の飾り方、とっても勉強になります^^
光と影を上手く使うことで、より一層すばらしいものになるなんて、
知りませんでした。いっつも何気なく、、、だったもので^^;
お家に飾ってあるもので、ちょっとやってみま~す。
PS.↓チャトラくんにお友達できたんですね。囲まれて嬉しそう^^
Commented by 水人 at 2007-01-18 00:42 x
★the-hujiさま
いつもコメントをありがとうございます。
飾るときは、写真も、実際の光が画面の光の方向と同じにすると
素敵度が200%になります。
飾る場所選びはとても大切なんです。
絵をお買いもとめいただく際には、
お客様に飾る場所を必ずうかがって
アドバイスさせていただいています。
玄関ならどちらにドアがあるのか、
客間なら東の壁なのか等、
壁の色と共に伺って
それからお薦めするようにしています。
私の作品をよりよく見ていただくためにも肝心なことなんですよ~。
Commented by 水人 at 2007-01-18 00:52 x
★桜子様
こんばんは~♪
いつもコメントをありがとうございます。
今日は冷たい雨でしたね。

絵を飾るときは壁の色と雰囲気(和or洋)そして光がどこから来るかです。
光の方向で素晴らしい作品も台無しになってしまうこともあります。
逆に何気ない作品でも、素晴らしく見えることもあります。
お家にすでに飾られている作品も移動してみると
意外にこっちの方がいいかもということもありますので
是非試してみてくださいね。

Commented by Marie-Chantal at 2007-01-18 05:52
なるほど、光の方向がこんなに大切だったとは知りませんでした!
額縁だけではく、飾る場所を選ぶことで、絵や写真を
一層素晴らしく演出することも出来るんですね(^^)
とってもいい勉強になりました♪
Commented by 水人 at 2007-01-21 14:24 x
★Marieさま
いつもコメントをありがとうございます。
飾る場所と壁の素材と家の雰囲気と光の方向はとても大切なんです。
素晴らしい作品も間違えてしまうと、素晴らしさが半減してしまいます。
玄関にはお客様をお迎えする心が表れた作品ですと、
お客様も迎える側も気持ちがいいですし、
家族がくつろぐ場所に、あまりもガチャガチャしたものだと
落ち着かないですね。
寝室にきつい赤色を飾ると眠りにくくなります。
子供部屋に紫のものですと
落ち着かなくイライラした状態が続く子供に育ってしまいます。

子供部屋の場合はより細かく分析結果があのです。
女の子の部屋になぜピンクがいいのか
男の子には青やブルーがいいのかなど
絵画の世界には心理学も含まれています。
更に今は風水で、位置によって色を分けたりしていますね。

色々なパターンがありますので
もし知りたいことがあったら気軽に聞いてくださいね。