油絵画家、永月水人のArt Life 

長崎原爆記念日

63年がたち、
語ることができる方が、年々減っていきます。
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私の母方の祖父は、島へ出兵しました。
陽気で明るく優しい人だったそうです。

戦地から無事に帰国したものの、
過酷で悲惨な戦争を体験し、
無口で笑わない、気難しい性格なってしまったそうです。

私は、祖父から、戦争についての話を、聞いたことはありません。
尋ねてはいけないような雰囲気でした。
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ある人が、
「話すだけでも記憶がよみがえり、恐くて、とても話すことができない。」
と言っていました。

現在、学校内で事件等が起きると、子供達へのカウンセラーがありますが、
昔はそんなこともなかったですし、
63年間、ずっと心の悲しみとして
深く刻まれてしまって、
口に出すことさえできない方が多いと聞きました。


私の祖父も、自分の辛い体験を話したい、
でも、悲惨な話を、孫達に話すことじゃないと
思っていたのかもしれません。

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先日、戦争反対だと、私は言いました。
人殺しは反対です。

ただ、もしも、私に子供がいて、
強盗が入り、子供が殺されそうになったら、
多分、私は犯人を殺して、自分の子供を助けると思います。
その時に、人殺しか否かなんて考えず、
助けるためだけに戦うでしょう。
目の前で子供を殺されるのを、黙って見ていないと思います。


戦争も、そうだったのでしょうか?
祖父の気持ちを考えるとき、
戦争って、最初の火種は、国益優先ですが
最終的に国民に来るときは
「家族を守るために戦う」に変化するのでしょうか?

原爆投下は正当化されるものでは、決してありませんが、
戦争に行った人たちを、責めたくはありません。

ただただ、戦争反対なだけです。
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すべての戦争で亡くなった
すべての国の方々の、
ご冥福をお祈りいたします。

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by legracieuxtemps | 2008-08-09 10:07 | 日常の出来事 | Comments(2)
Commented by kitcat at 2008-08-09 12:38 x
○ 戦争体験者には、苦しいけど、つらいけど、語ってほしい…。
暴力をふるった上官、辱めた軍人が亡くなって、やっと話せる時代になったとも言えます。
 勇気を出して真実を…。 そんな気がします。
<ののちゃんより>
Commented by 水人  at 2008-08-09 21:58 x
★kitcatさま
こんばんは~
いつもコメントをありがとうございます♪

戦争のことを話すと、
心が壊れ手しまう可能性があるそうで、
お願いもなかなかできないそうです。
それほどひどかったということなのでしょうね。
戦後も辛かったと思いますが、
乗り越えてもらって、
戦後の私たちに、語ってもらえたらと思います。

少し前に、戦争中のことを話したら(本にして)、
子孫が、名誉毀損で訴えるということがありました。
体験していない、その場にいなかった人たちが、訴えるというのも
納得がいきません。
それぞれの立場はあるでしょうが、
事実は事実として受け止めていただきたいと思います。
でないと、なんにも話せません。
真実が闇に葬られてしまいます。
話そうとしている人たちの、口をふさごうとしている人がまだいることも
悲しいことですね。
当事者達には、戦争はまだ終わっていないのかもしれませんね。

永遠に平和であることを、望みます。