油絵画家、永月水人のArt Life 

私の本コレクション PART3

 ≪夏休み企画 美術本紹介 PART3≫

個人別です。
女性を美しく描く画家たちです。

SIR LAWRENCE ALMA-TADEMA
サー・ローレンス・アルマ・タデマ
1836-1912
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片面B3サイズ
1993年発行

オランダ人。
1862年、ロンドンの万国博覧会でのエジプトの文化に触れる。
1860年代、パリに移り住む。
1873年、英国籍取得。
1879年、ロイヤル・アカデミー正会員。
確固たる地位を築く。
チャイコフスキーとも交流があった。
1912年、死去。

ヴィクトリア女王時代に活躍したが、
死後はビクトリア朝ブーム衰退とともに忘れられる。
死後80年後、人気復活。
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技術的に秀でている点は、
大理石、衣服、女性の肌、
それらの質感を見事に描き分けています。

評論家からは、
「物質細部まで描きすぎているため、中心的主題に目がいかない」
「外見にこだわるため、奥に潜むものをみていない」
と酷評されてきた。

私としては、
大理石を描くのも、女性の肌も衣服も
描き分けるのは、とってもとっても難しいので、
描き方のコツを、教えて欲しいくらいです。
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この薔薇のある絵を描いたときは、
アトリエに何万本の薔薇を敷き詰め、
モデルにポーズを取らせたという。
描かれているローマ時代の大理石の庭は、自宅に作った。
こだわり派です。
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J・W・Waterhouse
J・W・ウォーターハウス
1849-1917
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1994年発行

ローマ生まれ。
父親も画家。
1854年 ロンドンに移り住む。
1868年頃父の助手になる。
1871年 ロイヤル・アカデミー・スクール彫刻科学生となる。
1874年 ロイヤル・アカデミー展出品
1889年 パリ万博で銅メダル獲得
1895年 ロイヤル・アカデミー会員
世界各国の市立・国立美術館 所蔵多数。
1917年 死去
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詩的でロマンティクな画風で人気を博す。
テーマには神話や文学が多い。

バーンジョーンズ、ミレイとともに、
ビクトリア朝の代表画家。
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Francois Buche
フランソワ・ブーシェ
1703-1770
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1982年発行
東京都美術館での展覧会本


パリ生まれ。
父親も画家。
1720年 フランソワ・ルモワールに師事
1723年 王立アカデミー・コンベティション 第1席受賞
1734年 アカデミー会員
1735年 ヴェルサイユ宮 王妃の間天井画作成
ルイ15世の援助を受ける。
1751年 サロン審査員
1765年 アカデミー会長と主席宮廷画家に任命される。
1770年 ルーブル宮にて死去

ルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿に、作品多数。
ポンパドゥール婦人の肖像画で有名です。
ロココ美術の代表者。
ドレスの光沢と、薔薇の花の描き方がお手本になります。
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絵を販売しています。8月9日に品物を追加しました。
絵画ショップ ARTアトリエ永月
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↑黄色い文字をクリックしていただくと、別ウインドで開きます。


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by legracieuxtemps | 2008-08-11 01:42 | アート | Comments(8)
Commented by jyoze-mama at 2008-08-11 10:45
女性の憧れビクトリア朝そしてロココ美術の代表作
結構彼方此方で見かけたことがありますね~!
特に何万本もの薔薇を敷き詰めた大理石のお庭の絵
なんとも優雅でため息が出ます。
女性を綺麗に描いてくれてあり難いですよね~
同姓から見てもこんな綺麗な絵には感動を覚えます。
私の憧れのビクトリア&ロココです。
今日は良い物を見せて頂きました。
みとさん有難うございま~す♪
Commented by こけもも at 2008-08-11 13:19 x
美しいですね~~
花でも、自然でも、美しいものを見ると、心が豊かになりますが、
芸術家が命を込めて作り上げた作品は、どれも本当に素晴らしいと思います。
女性はそこに居るだけで、花のように美しいのだと気付きました。
Commented by puppu at 2008-08-11 14:23 x
わたしも、3人とも大好きです。
あと同じ系列では、アルバート・ジョセフ・ムーアとシャルル・シャルダンでしょうか。。。
ちょっと違うかもしれませんが、ジュール・ブルトン。
アルマタデマは歴史物の海外ドラマや映画の画面構成の素材に使われているようで、
動くアルマタデマを探すのが楽しいです。
Commented by Chikaぽん at 2008-08-11 18:35 x
美しい絵画ですねぇ~~♪
ミレイの「オフィーリア」は有名ですけど、こちらのもとっても素適!
絵画は詳しくないですが、紹介してくれた3人の絵はとーっても好みです!!
Commented by 水人 at 2008-08-12 11:44 x
★jyoze-mamaさま
こんにちは~
いつもコメントをありがとうございます♪

私もヴィクトリア朝美術、ロココ美術が大好きです!
ロマンティックですよね~~
甘い~~♪
薔薇が多くてピンクが多くて造形が多くて、
ゴテゴテはつらいけど、
程よく調和が取れたものは品があります。
身の回りに揃えられたら、とても幸せだと思います。

3画家とも、女性の優しいしぐさをよく捕らえ
洋服に負けない気品と美しさを表現しています。
私も描いて欲しいです~
いえ、私も描きたいです~!!
透けるような肌、、、、
凄く難しいんです~~(滝汗;)
Commented by 水人 at 2008-08-12 11:48 x
★こけももさま
こんにちは~
いつもコメントをありがとうございます♪

美しいもの、美しい音楽に囲まれて生活していると、
心が、豊になりますよね。
この3画家さんは、女性の美しさを、
とてもはっきり描いていると思います。
女性としても、勉強になる方々です。
手のしぐさなど、こうありたいと思います。
Commented by 水人 at 2008-08-12 11:55 x
★puppuさま
こんにちは~
いつもコメントをありがとうございます♪

さすが、よくご存知ですね~~
私はこの時代の画家の中では、他に、
バーン・ジョーンズも好きです。

タデマの人気復活は、嬉しいです。
私が小学生の頃は、美術書にも紹介されていませんでしたから
いろんな画家がいて、いろんな種類の絵があって
その中で、この人好き、この技法が好き、
とかを決めるのは、見る側というのが理想です。
流行っていないからといって、
紹介もされないというのは悲しいことです。
もっと広く紹介されるといいな~と思います。

動くタデマ、
現代の技術は、進化していますよね。
当のタデマが見たら、驚いただろうな~~^▽^
Commented by 水人 at 2008-08-12 14:35 x
★Chikaぽんさま
こんにちは~
いつもコメントをありがとうございます♪

ミレイの「オフィーリア」も、とっても素敵ですよね~~
この時代の画家たちは、文学をテーマにした絵画を、
好んで描いています。
悲しいストーリーのものが多いのですが、
悲劇のほうが描きやすいのか、
オフィーリアは大変多いです。