油絵画家、永月水人のArt Life 

カテゴリ:絵画論( 13 )

心象画№Ⅱ 油絵F3号


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心象画№Ⅱ 油絵F3号



ココをこうしようああしようと考えず、

筆を躍らせて描きます。



何に見えるかは、

見る方の自由です。

タイトルを自由にお付け下さいね。


今日もいらしてくださって、ありがとうございます。



【 世界文化遺産/富士山の麓で活動する油絵画家:永月水人のブログ 】

 ---アート・絵画・油絵・薔薇・猫・富士山・風景画・人物画・似顔絵・女流画家--
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by legracieuxtemps | 2017-09-05 22:50 | 絵画論 | Comments(2)

永月水人の【絵描きのエスプリ Vol. 4】

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永月水人の【絵描きのエスプリ Vol. 4】


スケッチ、クロッキー、デッサンは絵を描く上で基礎です。
これなくして上達は見込めません。

スケッチ、クロッキー、デッサンが重要な理由は、
人はものを見るとき、立体で見ています。
絵は平面です。
立体から平面にするのには、
視覚で入った情報を平面にするための変更を、
頭の中でしなければなりません。
この作業には脳の訓練が必要です。

感じたバランス、距離感、立体感、雰囲気などを
平面で表現するための準備になります。

私は中学・高校と美術部でした。
ほぼ毎日、
5枚の5分人物クロッキー、1枚の15分人物デッサンを
6年間しました。
モデルは部員たちで交代で務めました。
ほかには石膏デッサンもしました。
短大時代は、ヌードデッサンをしていました。
今までクロッキー&デッサンは何枚描いたか数え切れません。

絵を始めようとしている皆様、
まずは、身近なお茶碗やお野菜からスケッチしてみてくださいね。




今日もいらしてくださって、ありがとうございます。


※みなさまに、絵画アートの幸せを届けたい。。。※
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by legracieuxtemps | 2012-07-03 18:54 | 絵画論 | Comments(2)

絵描きのエスプリ Vol. 3


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永月の【絵描きのエスプリ Vol. 3】

「曲線が思うとおりに描けない」と生徒様から
ご相談を受けることがあります。

いろいろな仕事の方々は、長い年月をかけて技を習得していきます。
おすし屋さんの手、大工さんの手、美容師さんの手etc。。。
絵描きも絵描き用の手をしています。

脳で「こんな曲線を描け」と指令が出て
手がその通りに動いてくれなければお話になりません。
思い通りに描く為に必要なのは、曲線を描き出す筋肉です。
その筋肉を作り出すには訓練と描き続ける年月が必要です。

写真は、柔軟な筋肉にするときの練習です。
鉛筆やボールペンを持って描いてください。
手首を回すだけでは描く筋肉にはならないので
広告や新聞でいいので、必ずペンを持って描いてくださいね。

いっぱいいっぱい何日も練習してください。
ただし、急激に何時間もすると腱鞘炎になりやすいので
毎日こつこつ続けてください。
脳からの指令通りに手が動くようになったら、
もうあなたの手は絵描きの手です。( ´ ▽ ` )v

自然界には、曲線しかありません。直線は人工物だけです。
建物などを描くのが専門の方はこの運動は、
まっすぐの線を描くのにじゃまになります。
自然を描く方だけにお勧めします。


今日もいらしてくださって、ありがとうございます。
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6月7日に人物の絵を追加しました。
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by legracieuxtemps | 2012-06-11 23:02 | 絵画論 | Comments(2)

絵描きのエスプリ Vol. 2

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永月の【絵描きのエスプリ Vol. 2】

小学校に上がる前まで、紙がなくなってしまったら、
道路で描いていました。
通る方々から
「じょうずだねぇ~~」と言われると、
もう、嬉しくて嬉しくて\(^o^)/\(^o^)/

子供の絵だから、うまくはないけど、
声をかけられると有頂天になりました。
またさらに描く→ほめられる→嬉しくてまた描く

私は、ほめられると木に登るタイプです。。。( ´ ▽ ` )ノ

小学校時代は毎年写生大会がありました。
廊下に貼り出されて、毎年ずっと金賞いただきました。

子供をほめると、子供ってどんどん伸びると思います。
大人だって、ほめられると、伸びると思うんです。




今日もいらしてくださって、ありがとうございます。
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by legracieuxtemps | 2012-05-27 21:01 | 絵画論 | Comments(2)

絵描きのエピソードについて

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おはようございます。

今日もすばらしくいいお天気です。
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5月7日に質問にお答えする形で
絵を描きはじめについて書かせて頂きました。

大変好評をいただきました。
私の体験が少しでもお役に立てたらうれしいです。
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続きのリクエストをいただきましたので、
プライベートレッスンで話したりしていることやご質問にお答えする形で、
これからも、私の絵描きのエピソードを書かせて頂こうと思っています。


永月の【絵描きのエスプリ Vol. 】と題して
1週間に1~2回のペースでUPしていきたいと思います。
つたない文章ですが、読んでいただけましたら嬉しいです。


本日掲載の薔薇の写真は、先日訪れた富士市中央公園の薔薇です。

今日もいらしてくださって、ありがとうございます。
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by legracieuxtemps | 2012-05-27 09:17 | 絵画論 | Comments(2)

初講演!

今朝、早起きしました。
4時起きです。
私にとっては、ものすごく珍しいことです。

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今朝、社団法人倫理研究所 主催の
『経営者モーニングセミナー』で
講演してきました。
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受講者の方々は、
富士宮市・富士市の
会社経営者の方々です。

異業種の人の話を聞いて、経営に活かそうという研究会です。

経営者の方々は、セミナーのあとで、
会社に戻って通常通りのお仕事をされるそうです。
すごいな~と思います。


会場は富士宮市内のホテルの会議室です。
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講演は、初めてです。


ご依頼を頂いたときは、
何を話すのかしら?と思いましたが、
絵描きになったいきさつや、
絵の業界のマーケティングの内容でいいとのことでしたので、
お受けしました。
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朝6時から7時までの1時間のセミナーの中で、
30分の講演でした。
無事に終えることができてよかったです。
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会場入り口には、絵も少し展示させていただきました。



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朝、起きることができたことが、一番ほっとしました~~。

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10月27日に作品を追加しました。
絵画ショップ  Nagatsuki Gallery ≪永月画廊≫
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by legracieuxtemps | 2008-12-09 12:39 | 絵画論 | Comments(8)

ご質問をいただきました。

  『絵が、上手か下手か、わかりません。』
  というご質問メッセージをいただきましたので、お答えさせていただきます。
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  人が絵を見て、「上手」 「下手」と感じるのに、定義はありません。
  「好き」か「嫌い」か、だけです。

  地球上の人数分感情があるので、
  感じ方はさまざまです。
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  とっても好き、そこそこ好き、なんとなく好き、まあまあ好き、どっちかって言うと好き。
  見るのも嫌なくらい嫌い、二度と見たくないくらい嫌い、どっちかって言うと嫌い、なんだか嫌い。
  などなど、程度もさまざまです。
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  人が好きという感情を持つには、基準があります。
  それは、「好み」です。

  ボカニカルアートのように、細かく本物そっくりな絵が好みの方は、
  ピカソのようなデフォルメしたものは苦手です。

  岡本太郎のような、勢いがある絵が好みの方は、
  東山魁夷のような静かな絵は苦手です。
 
  モネのようにホンワカした絵が好みの方は、
  ダリのような主張の強い絵は苦手です。

  見る人が持っている「好み」によって、感情は左右されます。
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  上手、下手と感じるためには、自分が何が「好み」かを知ることが大切です。
  生活の中では、例えば、服を買うときは「好み」で買うと思います。
  質感や、色や、デザイン、適正価格など
  好みを決定する要素はさまざまですが、そこには自分の「好み」が存在しますね。
  絵を見るときも同じです。

  自分の「好み」を基準点に考えると答えは出やすいです。

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  絵のプロ(アーティスト)というのは、
  絵を売って生計を立てている人。
  売らなくても展覧会で入場料を取れる人。
  数々の公募展で入選入賞している人。
  などです。

  家でこもって誰にも見せず、自分だけで満足している人はプロとは呼ばれません。
  美術大学を卒業しただけでは、プロとは呼ばれません。
  プロ活動している人が、プロと呼ばれます。
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  絵描きは、授業で、デッサンやクロッキーをたくさん学びます。
  その際は、見たものをそのまま描く練習をします。
  そこには個性はありません。
  物質を正確に捕らえ、描く練習をします。

  そしてその後、さまざまな試行錯誤と研究を重ねて、
  アーティストの目を通し、脳を通し、手を通して
  アーティストの色に染められ作品が出来上がっていきます。
  そこにあるのは「個性」です。
  アーティストは「個性」を作品にしているのです。
  その、それぞれの「個性」が、見た人の共感を得るか得られないか、だけなのです。
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  描く手は、見た人がどんな感情を持ってくれるか、
  自分のテーマを受け取ってくれるか、
  など、見る側の人のことも考えています。
  だれにも見てほしくないなんて思っているアーティストはいないのです。

  『「うまいな~~」と感心してほしい』
  と思って描いているアーティストに、私は今まで、出会ったことがありません。
  『自分はこれこれこういう感情があるから、それを表現したのを見てほしい』とか、
  『幸せな気分になってほしい』とか
  『懐かしい気分になってほしい』とか
  『ここの場所の素晴らしさを知ってほしい』
  などなど、アーティストはそれぞれの、いろいろな感情を込めて描いています。

  見る方々が、それを受け取ったりそう感じなかったり、
  そこで心の交流ができるわけです。
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  さて、
  ある作家の展示会に行って、「好きだな~」と思ったら、
  一言作家に声を掛けてくだ去れば、作家はうれしいです。
  逆に「好きじゃないな~」と感じたら、黙ってスルーしてください。
  作家jは、「あの方は自分の作品が好きじゃなかったんだな~」と感じ取ってくれます。
  初対面の方に「あんたの絵は好きじゃない」とか、
  けんかを売るのは失礼に当たるので、
  黙ってその場を立ち去れば、作家は経験から分かってくれます。
  わざわざ言わなくてもいいですよ~。

  趣味で描き溜めた作品を発表する知り合いの絵の場合は、
  「好み」でなかったら、黙って立ち去ると、失礼に当たるので、
  「頑張ってますね!!」と声を掛けてください。

  ご参考にしてくださいね。
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本日は堅い話になってしまいましたが、
長文を読んでくださって、ありがとうございました。

写真は、先日、母校の小学校の横のお寺さんに、
お散歩に行ったときのイチョウの写真です。
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10月27日に作品を追加しました。
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by legracieuxtemps | 2008-11-24 20:14 | 絵画論 | Comments(7)

写真から絵を起こすこと。

私の生徒さんに、
「写真や、完成した見本の絵が、ないと描けない」
という方がいらっしゃいます。
また、この頃、写真から絵を起こすことに、不安や疑問のお話もよく聞きます。

今日は、「写真から絵を起こすこと」について紹介します。

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旅先で、絵にしたいなと思っても、
同伴者の都合や、天候、時間的問題など、
スケッチできないときに、写真で撮っておいて、
家に帰ってから、その感動を絵にする。。。
これはいいことです。
絵に「その場での感動した心」が込められます。

他人が撮影した写真で、素晴らしい作品に出会えて絵にする。
勉強の為にはいいことですが、自分の作品ではありません。
元の写真は「撮影者のもの」であり、
いくら上手に描いても、その絵は「絵を描いた人のもの」にはなりません。
だって、被写体に感動したのは写真を撮った人であって
絵を描いている人はその写真に感動しただけで、
被写体には感動してないからです。
絵に心がないのです。
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絵を描くことは自己表現です。
コピー機ではありません。
写真から絵を起こすことは、コピー機になってしまいがちなのです。
そして恐いのは、
コピー機になった脳を、創作機にするのはとても大変なんです。
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平面の完成画がないと、描けないのは、
脳が、立体を平面にする機能が培われてないからです。
先日、“プライベートレッスン 1 ~描き始める前の下準備~でも紹介しましたが
目で見た立体物を平面に起こすには、
脳での変換作業が必要で、
そうなるには訓練が必要です。

それが、平面から絵を起こすことに慣れてしまうと、
立体から平面にする脳機能が、発達しません。
一度癖が付いてしまうと、なかなか取れないのです。
そこが恐いのです。

旅行に行っても、感動しても、
一度、写真に起こさないと、絵にできない状態に、陥ってしまいます。
カメラを持っていなければ、感動しても絵にできない、、、
これは大問題なのです。
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目で見える範囲を切り取る感性も、発達しません。
いつも、人にカット割してもらわないと絵が掛けない状態になります。
いつまでたっても、「どこで切ったらいいのか分からない~~」と、
叫び続けるようになります。
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写真から起こすことも勉強ですが、癖になってはいけません。
しかし、人間は楽なほうに発達するものです。
平面を平面にする。。。
ラクですもの。
見本があるから安心ですしね。
でもそれでは、いつまでたっても、オリジナルを作る力が付きません。

記憶力も養われません。
「写真にとってあるからいいや」って
よく観察もしなくなり、憶えようともしなくなる。
感動も薄れていく。

写真から絵を起こすことは、簡単な分だけ、危険が潜んでいるのです。
分かった上で、取り組んでほしいのです。
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趣味でも、絵は上手になりたいと思うのは本能です。
ゴルフだって、お料理だって、同じです。

上手ってなんでしょう。
自分はどこに向かいたいのか。
決めるのは本人です。
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写真には写真の、良さと特性があり、
絵には絵の、特性があります。
同じ平面作品ですので、
見せ方や構図、モチーフの選び方、光と影など、
似ている部分もありますが、決して同じではありません。
写真は写真、絵は絵です。
素晴らしい写真が、素晴らしい絵になるとは限りません。
また、素晴らしい絵の風景が、素晴らしい写真になるかというと、それも違います。
写真には写真に適した「シーン」があり、
絵には絵に適したの「シーン」があるのです。
これは写真向き、ここは絵向き、というところです。
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絵の中でも、
これは日本画向き、こっちは水彩画向き、
そっちは油絵向き、あれはアクリル画向き、と別れていきます。

それらを見極めるのも、「上手」への1歩です。

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“プライベートレッスン 1 ~描き始める前の下準備~

“プライベートレッスン 2 ~大まかな線描き~

“プライベートレッスン 3 ~光と影~

“プライベートレッスン 4 ~構図1~

“プライベートレッスン 5 ~構図2~

“プライベートレッスン 6 ~構図3・4~

“プライベートレッスン 7 ~構図5~

“プライベートレッスン 8 ~構図6~


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by legracieuxtemps | 2007-08-17 03:51 | 絵画論 | Comments(12)

模写の手順

昨日の続きで、模写についてです。

模写を実践してみましょう。
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≪模写の手順≫

1≫作品選び

まず、元の作品を、選びます。
自分が何を学びたいかで、決めます。
色の混ざり方、構図、雰囲気、などなど。。。。

2≫心を探る

作品が決まったら、作者の心を読み取ります。
テーマは、何か、
何を一番、訴えたいのか。
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3≫技法を探る

点描法、ベタ無理、溶き油は使うか、ベッタリした塗り方なのか。

4≫ ラフスケッチをします。

全体の画面をスケッチして、全体の構図は、どうなっているか掴みます。
このとき、どこで、切り取っているのか
何故、ここで、切り取るのか、などを学びます。
デッサンが狂っては、なんにもなりませんので
物の位置、人物の鼻の高さ角度、毛の生え際、瞳の位置。
数ミリのずれもないように、気をつけます。
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5≫ 色

どのメーカーにせよ、その時代の色はもうありませんので、
現代の絵の具の中から、近い色を探します。
市販の色に近いものがなければ、自分で混ぜて、作り出します。
このとき、どの色とどの色を混ぜているのか、記憶してください。
分量の比率なども、憶えておいてください。
いざ、自分の作品に使うときに、役に立ちます。

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6≫筆のタッチ

下から上に払うクセ、左から右に払うクセなど、
描く人によって、クセはさまざまです。
作者のクセを読み取り、同じように筆を運びます。
速度も予測します。
早く「シャッ」と塗っているところを、
ノロノロ描いていては、同じにはなりません。
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7≫完成間近

完成間近で気が付くことは「雰囲気が違うこと」です。
そっくりに描いているのに、何故違うのでしょうか。
そこを考えます。
元絵と模写と、どこが違うのでしょうか。
答えは、作者の感じた「感動」です。
元絵は、感動や意欲が、漲っているはずです。
模写には、元絵に対する感動はあっても
絵にする前の感動がありません。
それが筆の勢い、些細な筆の運びに表れます。

8≫完成

元絵と見比べて、自分が勉強したいところが克服できていれば、クリアです。
次の模写に挑戦してみましょう。
雰囲気、タッチ、など、全然違う作家の作品も、
嫌いな作品も、挑戦してみましょう。
自分が、不得手な部分も、発見できます。
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9≫自分の作品に反映させる。

模写をたくさんしたら、自分の中に溶け込ませ、
自分の作品に、生かしていきましょう。
「この部分は、ああすれば表現できるな~」
と、簡単に思い浮かぶでしょう。
また、先人がしていない方法を考えるのにも、役に立ちます。
思いついても、先人に先を越されてしまっていては
知っている人が見たら、「真似ね」と言われてしまいます。
先人の偉業を、大いに活用させていただきながら、
自分の進歩へと、繋げていくのです。

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 ≪注意点≫

模写しすぎて、自分の作風・個性をどこかに捨ててはいけません。
模写は、あくまで、勉強です。
感化されすぎないように、気をつけてくださいね。
 


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by legracieuxtemps | 2007-08-14 02:18 | 絵画論 | Comments(9)

模写について

模写について、ご質問を頂きましたので、ご紹介します。



≪模写の規定は?≫

1)同じサイズでは、描かないこと。

2)元の絵について、表面もしくは裏面に、記載すること。

3)模写した絵を、自分のオリジナルとして販売しないこと。

4)模写した絵を、元の絵と偽って売らないこと。
※3,4は犯罪になります。

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≪模写をすることの利点≫は、

先人の技術の習得です。
色使い、構図、筆のタッチ、溶き油の分量などなど、
勉強することは山ほどあります。、

どう描いているのか、
近くでよく見て同じ色を探し当て、同じように描いてみます。
習得できれば、その技術を自分の中に取り込めます。

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10 の技法しか知らないで描くより
1000 の技法を知った上で、
自分の描き方を組み合わせるほうが、
絵の幅が広がりますし、組み合わせは膨大です。


構図も、大変なお手本になります。

先人達の素晴らしい構図は、皆に認められるところです。
なぜ、皆が認めているのか、
心に響くからですね。
色だけでなく、構図も大切なエッセンスです。
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模写するとき、その作品の特徴を汲み取り、習得します。


レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」は、
描く技法も独特ですが、影の配置、瞳の位置など、観客を意識した作品です。

技法は、溶き油で絵の具を薄め、指で押さえながら、
乾いては塗り、乾いては塗りと、十数年と繰り返します。
簡単に模写はできない作品です。
完全な三角形の構図に、背景の配置。
手前の人物を濃く描き、背景は淡い色で、遠近感を出しています。
右手を上にすることで、正直者(純粋)を表現。
瞳の位置を少しずらすことで、
観客が、どこから見ても、見つめられているような、錯覚を起こさせることに、成功しています。


ムンクの「叫び」は、
うねる線描きで、全体をまとめ、
おどろおどろしい色で、不安感を表現。
左上がりの道で、死を暗示させています。
(生命が強まるときは、右上がりになります。希望、誕生、進歩)


アングルの「グランド・オダリスク」は、
女性の肌と、布の質感、違いを描き分けるいいお手本です。
更に、より女性らしさを強調させるため、ほんの少し背中の長さがいびつです。
生物学的には異常でも、絵画的に魅惑的に仕上げています。


ジョルジュ・ド・ラ・トゥールのろうそくシリーズは、
極端な、明と暗の、お手本です。

ゴッホは、
やたらめったら絵の具を殴りつけるように見えますが、
オレンジ色の分量を、散らしながら、増やしたり減らしたりして
画面の中に統一感を出し手います。
模写の際は、その比率を探っていきます。
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ずいぶん前に、私が
ベラスケスの「ラス・メニーナス(女官たち)」の右下にいる犬を模写したものです。
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犬の毛を、1本1本描かなくても、毛に見えるようにするには、
どうすればいいのかを、教えてもらいました。



※※※ 紹介した有名作品は、転載できないので、私の作品で説明しました。※※※


他に、解説をご希望の作品がありましたら、
コメントを寄せてくださいね。


 
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by legracieuxtemps | 2007-08-13 23:18 | 絵画論 | Comments(4)