油絵画家、永月水人のArt Life 

東日本大震災から一年。

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東日本大震災から1年がたちました。

震災直後は、食い入るように毎日見た報道される震災の状況。
悲惨な光景に毎日涙が止まらなかった。

震災から一年のここ数日間、震災の報道をよく見ています。

震災後の政府の対応、
無事であっても家族をなくされた方々とその状況。
ボランティアのこと。
復興への道のり。。。

再び涙が流れています。


地震は自然。
だから、なぜ起ったのか不思議には思わない。

でも、人間の対応には、なぜ?どうして?と思うことが多い。

なぜ、阪神大震災の教訓が届いていないのか。
なぜ、チェルノブイリのことが人々の心の中にないのか。
なぜ、昔もあった大津波のことが忘れ去られているのか。

地震後に電気が止まるって東京電力が予想してなかったって聞いて本当に情けなく感じた。
そんなことって、、、、
地震で停電って、あっちもこっちも今までいっぱいあったじゃない!!

1年後の今でも、地震の最大予想が震度7って。。。
誰か地球に聞いたのかしら???
地球って、震度7までにしてくれたりしないのになー。

今回の原発の事故があっても、原発に依存したがる各電力会社も、私には理解ができない。
人間の予防策には限界があるって、身をもって知ったんじゃないの?って
思う。。。
原発は雇用を生む。だから作る。。。
ただそれだけの理由だけで作るんだったら、他のエネルギーで雇用を増やしてほしい。

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海外各国の危機管理状況も知った。
なぜ地震大国だと言い続けてきた日本が、軽い準備しかしていないのか。
防波堤だって作るには限界があるんだから、避難体制をもっと考えておく余裕はなかったのか?


静岡県内にも原発はあります。今は全基が止まっています。
そして死火山ではない、いつかは噴火する富士山があり、私は富士山のふもとに住んでいます。

我が家でも、震災後、直下地震もあり、噴火したときはどうするか話し合いました。

「いつくるかと不安に思いながら生活することはできない。
 いつかは噴火する美しい富士山を、毎日見れる幸せを満喫しながら生活しよう」

「噴火したときは、市内全員が生きているとは思えない」

家族の一致した意見です。

それでも防災グッズは万全です。
生き残ったとき、電気は?水は?ガスは??

家族全員、田舎で育ち田舎で暮らしているからなのか、
「水は、湧き水を汲んだり、雨水や川の水を沸かせばいい」
「火は庭の木を燃やそう」
「食べ物は野草を食べよう」
と打ち合わせました。

犬と猫はどうするか。
犬は父が保護して、猫は私が背負って逃げます。
もし、避難所には入れないときは、車の中で一緒に生活するつもりです。

我が家の標高は高いので、(なにせ、富士山の途中ですから。。)津波の心配はありません。
万が一我が家に津波が届いたときには、日本の大半が水没します。

我が家が被災するとすれば、地震で家屋倒壊と、
噴火による流れてくるマグマと、マグマが降ってきて起きる火事です。

人間の力は、大自然には、到底太刀打ちなんてできません。
マグマが降ってきた時、なぜ予防できなかったかなんて
マグマに勝てるものなんて、ないのですから。
(ハワイの火山が、それを教えてくれています)

それでも富士山のふもとに住み続けるつもりです。
美しい雄大な富士山が大好きです。
毎日見ることができて本当に幸せです。

浅間大社に勤めている友人から教えてもらったことがあります。
漸減大社は富士山の神様をを祭る神社です。
昔々、富士山が噴火してマグマが流れてきたとき、マグマの流れがが止まった場所があります。
そこに、神社を建てようとしたら、台風で倒壊したり、何度も建て替えても、
やっぱり建立できなかったそうです。
そこに建ててはいけないとのお告げだと、現在の場所に建立されました。
マグマが止まった場所には石碑があるだけです。
地元の人でもほとんど知らない場所です。

もしも、富士山がまた噴火してマグマが流れてきても、その同じ場所で止まってくれるかもしれない。。。
そんな気がしている私です。

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夫と孫を車に乗せた直後、津波にさらわれた女性。
二人に向かって「生きろ!前を向け!振り向くな!生きろよ!万歳!万歳!」と叫んだという。
夫と孫は助かり、女性は亡くなりました。

この話には胸が詰まって、思い出すたび涙が溢れてしまうのです。




チェルノブイリ事故の調査でわかっていることも踏まえて
政府には希望の見える日本作りに励んでいただきたい。
自分の貯金を気にしている政治家は要らないよ。
自分の政党のことだけを心配している政治家も要らないよ。



生き残った私たち日本人。
明日へ、明日へ!
生きていれば何とかなる。
絆や友情、愛情、同情。
心が寄り添い、思いやり、心配し、手を差し伸べあい、ともに未来へ進みたい。


被災で亡くなられた皆々様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


長文を読んでくださって、ありがとうございます。
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by legracieuxtemps | 2012-03-11 03:15 | 日記 | Comments(2)
Commented by amesyo at 2012-03-11 16:48 x
季節は移り・・悲しみの3.11が訪れました。
自然の災害から必死で生活を戻そうと頑張る人々と・・半ば人災共いうべき東電の問題でもろるべき地も奪われ行き場の無い道端に置いてけぼりの人たちも居る・・・政府も手をさしもべてもくれず「絆」と言うもと人々の輪が歩きだして確実な一歩を踏み出している・・笑顔を取り戻すべき皆必死でガンバている・・何も出来ない私でも小さな力の足しになるならと自分にできる事をする・・あの時亡くなった人たちの分まで生き延びて笑っていてほしいです。
Commented by 永月水人 at 2012-03-12 21:09 x
★amesyoさま
こんばんは。
いつもコメントをありがとうございます♪

早いもので、もう一年。。
被害にあわれた方々の悲しみを思うと胸が痛みます。
破壊されてしまった町並み。
見えない放射能の恐怖。
減らない余震。

日本中が、今まで普通だった生活が一変しました。
節電に心がけ、復興の進み具合を気にかけました。

今もまだ不便さ生活を強いられていらっしゃる皆様の頑張りには敬意を表します。
不安もおありだとは思いますが、
必ず笑える日が来ると信じてほしい。
国も、地方自治体も、日本国民みんなが支えると思います。